電話を使用する事は減ったのに回線を引く意味について

そんな時代も終わり、今ではほとんどの方が携帯電話を持ち歩き、電話での会話やメールはもちろんパソコン代わりに使えているので電話の存在は生活の中で忘れられつつあるのではないでしょうか。何かの書類に連絡先を記入するとしても、いつでも連絡が取れる携帯番号を記入します。それでも固定電話はゼロにはなりません。お年寄りの方が今でも固定電話に、絶対の信頼を寄せておられる事も事実です。我が家は自営業ですが、携帯番号にかけて下さった方が連絡が早いですよ、と申し上げてもやはり頑なに固定電話にかけてこられます。田舎で地域性もあるのでしょう。携帯電話に対する拒絶反応が顕著に見られます。それと私の子供時代のように、学校へ提出する書類に固定電話と両親の携帯電話の番号を記入する欄があって、固定電話の欄を空白にするのが親として恥ずかしいような気になります。不況の時代で固定電話を必要としないご家庭もあるでしょうが、そういう理由もあって回線を引き続けている事も事実存在するのだと思います。持ち主の存在を示すために、自分の存在は忘れられていてもそこにいるなんて、ちょっと切ないですね。そういえば少し埃がたまっています。久しぶりに磨いてご機嫌をうかがわないと。